はじめての方へ
ブログ

整えることと、同じにすることは違う

tarislife93

SNSや雑誌を見ると、素敵なお部屋がたくさんあります。

白やベージュを基調にした空間。
揃った収納用品。
生活感を抑えた、すっきりとした部屋。

私自身、そうした空間は好きです。
シンプルで使いやすい収納用品にも惹かれます。

しかし、一方で

「整った家」とは、本当にこういう家だけなのだろうか、と。

人によって、家族構成も、生活時間も、趣味も、持っているものも、大切にしたいことも違います。

それなら、暮らしの形も本来はそれぞれ違っていいはずです。

整理収納は、見た目を揃えるためだけのものではありません。

もちろん、使いやすく、戻しやすく、分かりやすくするために、収納用品を揃えることもあります。
見た目を整えることで、暮らしやすくなることもあります。

でも、収納用品をきれいに並べることや、生活感をなくすこと自体がゴールではないと考えています。

大切なのは、

自分にとって必要なものは何か。

大切にしたいものは何か。

どんなふうに暮らしたいのか。

それを一つずつ考え、選んでいくことです。

本が好きなら、本がたくさんあってもいい。

音楽が好きなら、楽器や楽譜が暮らしの中にあってもいい。

子どもがいるなら、子どもの気配が感じられる家でもいい。

好きなものや、その家族らしさまで隠す必要はありません。

整えることと、暮らしの痕跡を消すことは違います。

私自身も最近、「自分はどんな部屋が好きなんだろう」と考えることがあります。

北欧なのか。
アジアンなのか。
何かひとつのテイストに決めた方がいいのか。

考えていくうちに、私はひとつのテイストを完成させたいわけではないのだと気づきました。

自分が好きなもの。
家族が好きなもの。
自然素材。
長く使ってきたもの。
少し癖のあるもの。

そうしたものを楽しめる余白が欲しい。

「私はこれが好きだから選ぶ」

のと、

「これを選べば素敵な暮らしになるから選ぶ」

のは、似ているようで少し違います。

tarislifeでは、「こういう家にするのが正解」と決めるのではなく、その方、そのご家族に合った暮らしを一緒に考えていきます。

何を残したいのか。
どこに置けば使いやすいのか。
どんな状態なら無理なく続けられるのか。

見た目だけではなく、実際の生活に合っていることを大切にしています。

きれいに揃っていることよりも、

その人が何を大切にしているのかが、ちゃんと暮らしに表れていること。

私は、そんな家を「整っている」と考えています。

ABOUT ME
大久保さおり
大久保さおり
整理収納アドバイザー
岩手県宮古市を拠点にして活動する整理収納アドバイザー
訪問・オンライン片付けサポート
コープ様のセミナーをはじめ、オンラインでも講座を開催
小学生・幼稚園児の3児の母
記事URLをコピーしました